Bout

Guessing where S・I designs come from.

1.1950s German Work
2.WWⅡ Lufft Waffe Pilot Jacket
3.1950s British Army
4.WWⅡ Royal Air Force

二度にわたる大戦。
ナチスドイツ軍による占領、破壊
深刻な物資不足、失われた尊厳
渦巻く国民の不満。

そんな激動の最中にあったパリでメゾンを構え
再びファッションの中心地へと
返り咲かせた張本人"Cristian Dior"

彼が行った革命の数々は特に人々の反感を買い
彼が仕立てたドレスを着たものは
街中で襲われその衣類を引き裂かれたほどだ。

而して「革命」

彼の名を冠したメゾンが
1947年の創業から現在に至るまで
オートクチュール界のトップに
君臨し続けている所以である。

古いRasoの中でも特にトロミの強いサテン生地
アイボリーにシルバーのボタンが映える。

Hidden 内ポケットとフラップポケット
フラップのボタンは浮かせてあり開閉が容易に。
同時期のHelicopterジャケットにも見られる仕様。
RAFサンプリングでしょうか。芸が細かい。

ウエストベルトは紐。
このバランス感が良い。

内部に防水を兼ねたポリウレタンコーティングが貼ってあったようですが、この生地感では機能を持たなかったことでしょう。

ボクシーでルーズでイージーで
ちょっぴりラグジュアリー
とてもOstiな1着。

柔らかく素朴な素材感に
美しく孤を描くカッティングが目を惹く1着。

1996年SSのアルマーニコレクションで
コレをサンプリングしたものと思われる
ベストが発表されていました。
さすが目の付け所が違うなぁ。

これがもう、
格好良くって
格好良くって

できるだけたくさん仕入れたいのですが
ぜんっぜん見つからないんですよねぇ。

今回の買い付けでも見つかったのは僅か1着でした。

夏、最高ですよ。

是非に。

一目見て、
「これは良いヤツだ。」
と分かる服がある。

1988年"Mille Miglia"と同年
もう一つのゴーグルジャケット。

OLD
Charvet
Yves Saint Laurent
Cristian Dior
Giorgio Armani
Brooks Brothers
etc...

On stock.

夏もシャツ。
軽やかで素材感の良いものを。
袖を適当に捲って。

Lino Flax(=亜麻)に
Garment Dyeが加わった
侘しさと色気のある表情。

メタルが裏張りされる
フードのデザインが特徴的で
シルエットの構築も抜群。

名作揃いハーヴィ期コート。

'bout Original Remake

夏
ショーツを履きたい。

でも
カジュアルすぎない物が良い。

そんな気分で
ヴィンテージのサマースラックスを裁断し
ショーツにしてみました。

軽やかで履き心地に優れ
それでいて程よくドレス。

良いバランス感に仕上がったと思います。

オンラインストアにも数点アップしておりますので
是非一度お試しくださいませ。

Online Update.

ナイロンの横糸とコットンの縦糸で構成されるマッシモ・オスティオリジナル"50FILI"ファブリック。

Garment Dyeによる両素材の反応の違いにより独特の艶感、立体感のある表情を獲得。　　

載せた型紙はイタリアンクラシック"Valstarino"
やっぱりエレガンスで、着心地は軽やか。

1980年代後半からC.P. Companyが定番として作りづけている50Filiのバルスタリーノ。計5着をオンラインストアにアップ致しました。

歴代デザイナーの様々な"色"から
お好きなものを。是非。

表と裏撮影しましたが

どっちがどっちだか分かりませんね。

表面に顕れたコーティングの凝固。
良い経年をしたRaso。

"カーペンター"の意趣返し
ペンキ跳ねを想定した経年変化でしょうか。
グっときます。