Luthier Shimizu Yota 弦楽器工房
ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ弦楽器製作・修理・調整 販売 (詳細はWEBからどうぞ)
厚みを測定する道具を使うものの、それはある数字に寄せていくためではない。もちろんそういった使い方もする時もある。
例えば横板を準備するときなどは数値設定をし、それに合わせるために厚みを測る。
響板の厚みはある一定の段階まではその使い方、そこから先は感覚の世界になるので結果としてどのくらいの数値を見るかという確認のためになる。
ときどき、これまでの知識とは全く違う閃きが下りてくることがある。そして「え?もしかしてそういう事?」と検証が始まる。
だからまたスローダウンする。仕方ない。
だって、めっぽう楽しいのだ(笑)
今しかできない仕事をしよう!
頭で考えて、検証してってやってるとまぁ進みが遅い(泣)でも一歩ずつ必要なことなので丁寧に進めます。
ストッパーの塗装で使う刷毛を溶かす時間に…投稿。
今週も時間がありません…
ここから削る道具がノミから豆がんなに変わります。ところどころノミも使いますが。。。
そして、視野は眼鏡からコンタクトに変わります。
眼鏡では、裸眼で見ている時と隆起の見え方違うので、違うものが出来上がってしまいます。そうなると困りますので、変化の出ないコンタクトレンズを使います。内側の掘りよりも。膨らみ側のほうがより変化が大きく見えるの気のせいでしょうか…
裏側は、「厚み」という物差しがあるのであまり視覚情報を頼らなくて良いからかもしれません。
□お知らせ□
工房は8月11日~18日までお休みいたします。
コンサートのご案内です。
Music Fusion in Kyoto 音楽祭 京都府では、府内一円で国内外の音楽家による音楽鑑賞や子どもの頃から音楽に親しむ機会を創出する一環として、10月に府内5か所で室内楽コンサートを開催するとともに、音楽家が学校を訪問する教育プログラムを実施し...
http://yotaslab.web.fc2.com/programmiconcerti.html
コンサートのご案内を更新しました。
コラムのために撮ったけど使わなかったのでこちらにアップ。Yota Shimizu Tango Kyoto anno 2024.
協会リレーコラムに寄稿しました。
連載コラム更新しました。
第297回 清水 陽太さん
「さぁ、次の理想へ! 新しい気づきと共に…」
https://www.kansai-violinmakers.jp/column/4805/
定期メンテ。多少の湿度なんか関係ないねッ!っていう位しっかり余韻が残るように再セットします。さぁ、またいってらっしゃい!
Violin:YotaShimizu 2010 cremona mittenwald
依頼のあったチェロ弓探し、ようやく入荷できました。ヨーロッパ製品がぐんぐん値上がりしていくのを目の当たりにしながら、これまでお気に入りだったメーカーのミドルグレードの材質が、かつての良さを維持できなくなってきているなと感じる部分も同時にひしひしと感じております。
毛の張りが改善できる余地があるのでご覧いただく前に丁寧に張り替えてお試しいただこうと思います。
もしご依頼のお客様にお気に召さなくても、在庫しておきたいと思うものなので構わないのですが、そんなスタイルでやっておりますのであれこれ試せるほど在庫がないのは申し訳ないところです。これはイイ!と思うものしかお出ししたくない為ゆっくりです。。。
パフリングの準備の準備。
とりあえずサイズの確認のために作るのでパパっとカーボンブラックで染めてみる。
本番用はちゃんとした染色しますが…
裏板材の杢の角度と年輪木目の流れを調整して、2枚合わせの接ぎの準備をします。
Violin : Yota Shimizu 2024 Kyoto.
A.Stradivari Model.
The size and arching of belly, back and head were measured from the original.
工房にお寄せいただくコンサートのご案内です。
ニス仕上げのストッパーを発送します!が、
そういえばオイル仕上げのように送れないんだったわ。と言うことでしばし黙考。いろんな梱包スキルが上がります(笑)
楽器に使うニスの素材を使うため、どうしてもまだ長時間接触すると、くっついてしまったり、跡がついてしまったりするので綺麗な状態でお届け出来るようにします。
気に入っていただけますように!
展示会にご来場くださりありがとうございました。
2024年 大阪展示会 先日の5月2日、3日は恒例の大阪は中之島・中央公会堂にて関西弦楽器製作者協会の展示会が行われました。私も参加をしておりまして、当初の予定ではヴィオラとヴァイオリンを出展予定でしたが今年のテーマがチェロ.....
2024年の新作をお披露目です。
今作はストラディヴァリの型の中でも小振りなモデル。展示会まであと少し丁寧に調整を追い込みますが、すでに高らかに鳴り響く高音と工房につるされているほかの楽器をも響かせるポテンシャル。
中之島中央公会堂の高い天井のアノ部屋でどんなふうに聞こえるのか、とっても楽しみです!
5月2日 15:30~のヴァイオリン弾き比べイベントにもエントリーしてありますので、聴いて、見て、試していただけます。
この機会に、ぜひご来場くださいませ。
イベントなど詳細は関西弦楽器製作者協会HPでもご確認ください。
#ヴァイオリン #バイオリン #関西弦楽器製作者協会 #屋根の下のバイオリン作り
そろそろ古色入れて行きます。よっ🍀
ラジオ番組の収録で弾いて頂いたとき以来弦を緩めてケースに保管していたので、展示会に向けて調整しましょう!
□お知らせ□
今年も春の展示会が近づいて参りました。
私もVn,Va出展も致します、皆様のご来場をお待ちしております! 追記:Vcも準備中です。
とき:2024年5月2日(木)11:00ー19:00
5月3日(祝)10:00-18:00
ところ:大阪市中央公会堂 3階 中集会室
入場無料
多くのご来場をお待ちしております。
よろしければシェアなどして広めていただけますと大変うれしいです。よろしくお願い申し上げます。
色ニス。
自家製造の顔料を練っていきます。
けっこう疲れる作業。
高級馬毛も入っております。やっと時間ができたので試奏弓も久しぶりに毛替えしました。お値段は張りますがとても良い毛です。右手小指に伝わる振動がスタンダードよりもシャープなので、音の立ち上がりも早そうです。
スタンダードの毛は今のところ価格据え置きですが、残り数本分のみのご提供となります。よい毛が入り次第スタンダードも再開します。
□お知らせ□
工房へお寄せいただくコンサート等の催しのお知らせを更新しました。ご覧くださいませ。
http://yotaslab.web.fc2.com/programmiconcerti.html