筑波大学生命環境系石賀研究グループ
植物と病原菌の相互作用を分子レベルで解析しています。
研究を取り上げていただきました。
Editor’s Eyes キャベツを守れ!シュッとひと吹きアミノ酸で細菌病予防 筑波大 筑波大学の研究チームは、自然界に存在するアミノ酸を、スプレーでキャベツの葉に噴霧することで、黒斑細菌病の症状を抑制する効果があることを発見しました。
「細菌が植物に侵入する前の感染過程をターゲットとすることは、細菌病の有効な防除法になる」というコンセプトを総説としてまとめました。
Prevention of Stomatal Entry as a Strategy for Plant Disease Control against Foliar Pathogenic Pseudomonas Species The genus Pseudomonas includes some of the most problematic and studied foliar bacterial pathogens. Generally, in a successful disease cycle there is an initial epiphytic lifestyle on the leaf surface and a subsequent aggressive endophytic stage inside the leaf apoplast. Leaf-associated bacterial pa...
年末年始に論文が出ました!!
2022年最後の論文(キウイフルーツかいよう病菌の病原力因子の同定)by Takako
https://www.mdpi.com/2223-7747/12/1/141
2023年最初の論文(セルロースナノファイバーによる細菌病防除のメカニズム)by Nanami
https://rdcu.be/c3OQh
Large–Scale Transposon Mutagenesis Reveals Type III Secretion Effector HopR1 Is a Major Virulence Factor in Pseudomonas syringae pv. actinidiae Bacterial canker of kiwifruit caused by Pseudomonas syringae pv. actinidiae (Psa) is a serious threat to kiwifruit production worldwide. Four biovars (Psa biovar 1; Psa1, Psa biovar 3; Psa3, Psa biovar 5; Psa5, and Psa biovar 6; Psa6) were reported in Japan, and virulent Psa3 strains spread rapidly....
アミノ酸による細菌病の防除に関する論文が出ました。
Controlling stomatal aperture, a potential strategy for managing plant bacterial disease Bacterial blight of crucifers caused by Pseudomonas cannabina pv. alisalensis (Pcal) inflicts great damage on crucifer production. To explore efficien…
2022年度上半期の研究成果
【論文】
Sakata, N., Masuo, S., Nagayoshi, R., Ishiga, T. and Ishiga, Y. (2022) Translocation of acibenzolar, an active metabolic substance of acibenzolar-S-methyl, to distal leaves in cabbage and Japanese radish. J. Gen. Plant Pathol.
https://rdcu.be/cWJYA
Sakata, N., Haraguchi, T., Masuo, S., Ishiga, T. and Ishiga, Y. (2022) Pseudomonas cannabina pv. alisalensis virulence factors are involved in resistance to plant-derived antimicrobials during infection. Plants. 11:1742
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35807692/
【国際学会】
Sakata, N., Ino, T., Hayashi, C., Ishiga, T. and Ishiga, Y. (2022) Exploring amino acids for controlling bacterial blight on cabbage. 14th International Conference on Plant Pathogenic Bacteria (ICPPB) at Assisi, Italy. 優秀ポスター賞受賞
【国内学会】
坂田七海、白石菜奈美、齊藤悠香、河本晴香、石賀貴子、臼杵義侑、山下祐司、石賀康博(2022)セルロースナノファイバー葉面処理はキャベツ黒斑細菌病の抑制に寄与する、令和4年度日本植物病理学会関東部会、オンライン口頭開催
Nguyen Viet Tru、坂田七海、臼杵義侑、石賀康博(2022)Vt35 plays a central regulatory role in Pseudomonas savastanoi pv. glycinea pathogenicity by modulating multiple virulence factors、令和4年度日本植物病理学会関東部会、オンライン口頭開催
坂田七海、井野大貴、林千夏、石賀貴子、石賀康博(2022)気孔開口幅の調節は細菌防除のターゲットとなりうる、日本植物病理学会感染生理談話会@仙台、ポスター発表
林千夏、石賀貴子、坂田七海、石賀康博(2022)トランスポゾン挿入変異株を利用したキウイフルーツかいよう病菌biovar3の病原力因子の探索、日本植物病理学会感染生理談話会@仙台、ポスター発表
Pseudomonas cannabina pv. alisalensis Virulence Factors Are Involved in Resistance to Plant-Derived Antimicrobials during Infection - PubMed Bacteria are exposed to and tolerate diverse and potentially toxic compounds in the natural environment. While efflux transporters are generally thought to involve bacterial antibiotic resistance in vitro, their contributions to plant bacterial virulence have so far been poorly understood. Pseudo...
修士2年の齋藤さんの研究成果が、 日本植物病理学会の英文誌Journal of General Plant Pathology (JGPP)にアクセプトされました。
Spray-induced gene silencing (SIGS)を用いて、ダイズさび病を抑制するという内容です。
北海道での現地開催だと信じて、いろいろと予約していましたが、オンライン開催のようです
博士や修士の最終学年の学生には、最後に対面でのプレゼンの醍醐味を味わってから旅立たせてあげたかった。
令和4年度日本植物病理学会大会 令和4年度日本植物病理学会大会は、札幌コンベンションセンターに皆様をお迎えする予定で準備を進めてまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の終息が見通せないため、残念ながら実地開催をとりやめ、オンライ.....
Viet Tru's first paper is out now in PeerJ!!
https://peerj.com/articles/12405/ #
Multiple virulence factors regulated by AlgU contribute to the pathogenicity of Pseudomonas savastanoi pv. glycinea in soybean Pseudomonas savastanoi pv. glycinea (Psg) causes bacterial blight of soybean. To identify candidate virulence factors, transposon-mediated mutational analysis of Psg was carried out. We syringe-inoculated soybean leaves with Psg transposon mutants and identified 28 mutants which showed reduced virul...
本学がJSTの「次世代研究者挑戦的研究プログラム」に採択されました。
大学での審査に採択された場合は、年間最大290万円の支援(生活費、研究費)が受けられます。
石賀グループでは、世界課題の解決に向けて研究を行いたい人材を募集しています。一緒により良い世界をつくりましょう。
機構報 第1519号:次世代研究者挑戦的研究プログラムにおける新規プロジェクトの決定について JST(理事長 濵口 道成)は、「次世代研究者挑戦的研究プログラム」における新規プロジェクト40件を決定しました。
Our coronatine paper was published and highlighted as a MPMI Editor's Pick.
コロナチンの論文がMPMIから出ました。
農学学位プログラム博士2年坂田さんの仕事です。
MPMI August Research Update Attjioui et al. suggest that the combination of chitosan polymer and oligomers can be used to support an efficient, sustainable plant protection strategy against Fusarium graminearum, the major causal agent of Fusarium head blight in wheat.
JGPPに論文がでました。
ゴルフ場のシバに関するシンジェンタ社との共同研究の成果です。
修士2年の齋藤さんの研究成果が、 Frontiers in Plant Scienceにアクセプトされました。
セルロースナノファイバーによって植物表面の疎水性を変化させて、病原菌の侵入を防ぐという論文です。このアイデアは、Noble時代のirg1変異株(Plant Cell 2012)からきています。
Covering soybean leaves with cellulose nanofiber changes leaf surface hydrophobicity and confers resistance against Phakopsora pachyrhizi Asian soybean rust (ASR) caused by Phakopsora pachyrhizi, an obligate biotrophic fungal pathogen, is the most devastating soybean production disease worldwide. Currently, timely fungicide application is the only means to control ASR in the field. We investigated cellulose nanofiber (CNF) application...
アメリカ植物病理学会主催のPlant Health 2021にて、以下の3題の発表をします。
PD石賀
「Large‐scale transposon mutagenesis reveals type III secretion effector HopR1 is a major virulence factor in Pseudomonas syringae pv. actinidiae」ポスター
D2坂田(https://sakatananamitd.wixsite.com/my-site)
「RND transporter contributes to Psedomonas cannabina pv. alisalensis virulence」口頭
M2齊藤(国際学会デビュー)
「Covering soybean leaves with cellulose nanofiber changes leaf surface hydrophobicity and confers resistance against Phakopsora pachyrhizi」ポスター
Register Today for Plant Health 2021! Registration for all attendees includes website and mobile access to robust meeting content live and on-demand for one (1) year post-meeting. Register Here Plant Health 2021 Online Registration Rates Advance(thru June 29) R...
我々のグループでは、国内外の問題解決のためにグローバルに活躍したい人材を募集しています。
シンジェンタ社とのゴルフ場のシバに関する共同研究の成果が、日本植物病理学会の国際誌JGPPにアクセプトされました。
この共同研究は、農学学位プログラム2年の坂田さんが実施してくれました。
今年もオンラインの国際学会にて発表します。
動画を撮ったり、ポスターやコンテンツを作ったりするのも楽しいですね。
来年にはオンサイトの国際学会に参加できたらいいな~と思っています。
https://www.apsnet.org/meetings/annual/PlantHealth2021/Pages/default.aspx
https://www.worldmicrobeforum.org/
https://www.ismpmi.org/Events/2021Congress/Pages/default.aspx
2021 IS-MPMI CONGRESS IS-MPMI is excited to announce our eSymposia Congress Series, taking place online with a series of three separate events. You can register for some or all the events in this series – and participate during live, scheduled times or attend On Demand during the times that work for you:
筑波大学生物資源学類および関連学位プログラムのHPに掲載されました。
齊藤悠香さんが令和3年度日本植物病理学会大会において学生優秀発表賞を受賞 | 筑波大学生物資源学類・生物資源科学関連学位プログラム 2021年3月17日~19日、令和3年度日本植物病理学会大会がオンラインで開催され、「セルロースナノファイバーの植物病害防除への利用(3)ダイズさび病の抑制メカニズム」のタイトルで口頭発表を行った生命地球科学研究群....
令和3年度日本植物病理学会大会にて、「セルロースナノファイバーの植物病害防除への利用(3)ダイズさび病の抑制メカニズムについて」のタイトルで発表を行った生物資源科学学位プログラム2年の齊藤さんが、日本植物病理学会学生優秀発表賞を受賞しました。
卒業おめでとう‼️
短い期間だったけど、楽しいこといっぱいでした。
来月からも新しいステージを楽しみましょう。
農学学位プログラム1年の坂田さんの研究成果が、 Frontiers in Microbiologyにアクセプトされました。
アミノ酸代謝ホメオスタシスの破綻と病原力の関係にせまった論文です。
オンラインで開催される令和3年度日本植物病理学会大会にて、以下の6題の発表を行います。
よろしくお願いします。
1.アブラナ科植物黒斑細菌病菌の病原力におけるRND型トラスポーターの役割の解明(坂田七海)
2.キウイフルーツかいよう病菌biovar3の病原力因子の探索(5)(石賀貴子)
3.キウイフルーツかいよう病菌biovar3の病原力因子の探索(6)(臼杵義侑)
4.セルロースナノファイバーの植物病害防除への利用(3)ダイズさび病の抑制メカニズムについて(齊藤悠香)
5.セルロースナノファイバーの植物病害防除への利用(4)キャベツ黒斑細菌病抑制メカニズムについて(白石菜奈美)
6.ベントグラス褐条病に対するアシベンゾラル S-メチルの防除メカニズムについて(石賀康博)
プログラム | 令和3年度 日本植物病理学会大会 2021 Annual Meeting of the Phytopathological Society of Japan
農学学位プログラム1年の坂田さんの研究成果が、 アメリカ植物病理学会の学会誌、Molecular Plant-Microbe Interactions (MPMI) にアクセプトされました。
思いがけないバレンタインの贈り物です。
筑波大学生命環境系石賀研究グループ's cover photo
【謹賀新年】
新年 明けましておめでとうございます!
旧年中はお世話になりました。
3月で修了する大学院生がいないので、今年は比較的ゆったりとした年越しでした。
昨年からスタートした学位プログラム(農学学位と生物資源科学学位)の一期生が一年後には修了する予定です。この一年で一回り成長した姿で修了の時を迎えて欲しいと思います。
今年は4名の卒業研究生がグループに加わり、4月からは2名の博士農学学位プログラム、4名の修士生物資源学位プログラムの10名体制での研究活動となります。
我々のグループでは、世界規模課題解決のためにサイエンスを楽しみながらグローバルに活躍したい卒業研究生および大学院生を常時募集しています。
新たな年が、素晴らしい一年になることをお祈りしています!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年読んだ本の中で一番良かった『Compassion』
新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、PIとして何ができるかを考えた一年でした。
研究が思うように進まない時期もありましたが、優秀な研究員と学生が柱となり、ゴリゴリに論文を書き進めてくれました。
海外出張はできませんでしたが、国際学会のオンライン口頭発表やZoomを利用した海外とのミーティングは、それはそれで良かったりもしました。
グループの活動を支援していただいた方々、本当にありがとうございました。
来年もメンバーと併走しながら、過去も未来もない『今の瞬間』を全力で楽しんでいきます。
Photos from 筑波大学生命環境系石賀研究グループ's post
今年も頑張ってくれた植物たちありがとう‼️
キウイ、キャベツ、ダイコン、ダイズ、ベントグラス、オート、コムギ
クリスマスの生物学実験を担当しました。
1年生が楽しそうに実験してくれていてよかった!!
令和二年度日本植物病理学会関東部会の学生優秀発表賞の賞状が届きました。
坂田さんは学振特別研究員に採用されることが内定しています。
おめでとう‼️
Acibenzolar- S-methyl and probenazole activate stomatal-based defense at different times to control bacterial blight of cabbage
JGPPに論文がでました。
プラントアクティベーターのASMとPBZでキャベツ黒斑細菌病を防ぐという論文です。
https://rdcu.be/b85gJ
www.ppsj.org
日本植物病理学会関東部会にて、農学学位プログラム1年の坂田七海さんが行ったコロナチンに関する研究発表が、学生優秀発表賞に選ばれました。
ご支援、ご協力いただい皆様ありがとうございました!!
https://www.ppsj.org/pdf/meeting/2020kanto_report.pdf?1012
シンジェンタ社との共同研究の成果がFrontiers in Plant Scienceにアクセプトされました。
この論文はコロナ自粛中に坂田さん(農学学位プログラム1年)が、仕上げてくれたものです。
www.ppsj.org
オンライン開催の令和二年度日本植物病理学会関東部会にて、5題の発表を行います。
キウイフルーツかいよう病、キャベツ黒斑細菌病、セルロースナノファイバーとASMによる防除に関する発表です。
https://www.ppsj.org/pdf/meeting/2020kanto_prog.pdf
博士前期課程 | 筑波大学大学院 令和3年(2021年)度募集要項
我々のグループでは、世界課題の解決に向けて研究を行いたい人材を募集しています。
学部生および大学院で興味のある方はご連絡ください。
https://www.ap-graduate.tsukuba.ac.jp/course/les/first/
https://ac.tsukuba.ac.jp/opencampus/organization/life -587180
ap-graduate.tsukuba.ac.jp 令和3(2021)年度筑波大学大学院入試において、新型コロナウイルス感染症拡大等の今後の状況によっては、本募集要項公表後に、オンラインで入試を実施する等、入試方法等を変更して実施する可能性があります。また、....
春に修士課程を修了した廣瀬さんの論文が出ました。
農研機構の藤川さんのところで2年間指導していただき、その研究成果を忙しい時期にしっかりとまとめてくれました。
https://peerj.com/articles/9697/
Plant Health 2020 virtual meetingにて、2題の口頭発表を行います。(動画が投稿してあります)
発表に対するZoomでの質疑応答が、真夜中に行われます。
眠いけど頑張りましょう!!
Plant Health 2020 online 始まりました。
グループから3名が参加しています。
七海(農学学位P1年)と貴子(研究員)は口頭発表に選ばれ、プレゼン動画をアップしています。質疑応答はZoom(US時間)で行われます。
梅雨の晴れ間に、キャベツ黒斑細菌病と黒腐病に対する防除試験の見学にいってきました。
Psyringae2020がZoomで開催され、グループから2名が口頭発表を行いました。
発表中からチャット機能で質問がどんどん打ち込まれ、効率が良いな〜という印象を受けました。
初オーラルということで2人は緊張していましたが、その発表姿は堂々たるものでした。
来年開催のPsyringae2021でも良い発表ができるように、よりいっそうの研鑽を積んでいきたいと思います。
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Kamigo 7846/1
Tsukuba-shi, 300-2645
International Baccalaureate World School in Tsukuba, Ibaraki Japan. Offering preschool to Grade 12.
331-1 Shimohiratsuka
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茨城県つくば市筑穂
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Tsukuba-shi, 305-0817
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茨城県
Tsukuba-shi
🚜Sharing innovated agricultural trends🌽👩🌾 🍅Agricultural engineering consultant📈
Tsukuba-shi
Study of Japanese Language Study Online. Study of Japanese Tradition and Culture. N4 Level study.
松代2-14-7 クロスミッションクリスチャンスクール インターナショナルつくば校舎
Tsukuba-shi, 305-0035
Tsukuba CMCS is a Christian internasional school for elementary, junior high and high school students
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